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暑さに負けず、みなさんをお出迎え!

更新日:2023年8月2日


レストハウスを訪れる方々に「いまここにあるヒロシマ」のイベントを案内しているのが、このお二人。受付は戸外なので、かなりの暑さですが、笑顔を絶やさず展示見学やスタンプラリーなどを勧められています。昨年とは違い、海外からのゲストも多くいらっしゃる様子ですが、お二人の声かけのお陰で、イベントに興味を持っていただけています。












受付の横には、原爆ドームの前で土産物屋を営んでいた吉川夫妻の写真展示もあります。  吉川さんは原爆で背中を焼かれたためケロイドが残ってしまいました。放射能の影響もあって体調がすぐれず、職を失いますが、生活を立ち行かせていかなければなりません。食べ物を買うお金を工面するため奥様と始めた土産物屋では、自らのケロイドを客に見せながら被爆体験を伝えていました。ケロイド売りにして商売することを非難する人もいましたが、吉川さんは原爆の悲惨さを伝え続けました。

被爆後の広島で、お二人が極限の状態から、どのように生き抜いてきたかを知ることができる貴重な写真です。彼らの想いをつなぐことが、「いまここにあるヒロシマ」のイベントのコア・コンセプトでもあります。 <吉川夫妻について、詳しくはこちら↓>


写真展示の横には、吉川夫妻の土産物屋を再現した展示もあります。アーティストの原仲さんが、昔の写真や資料などを元に製作されたものです。看板には当時と同じ「原爆一号 吉川記念品店」と記されています。















この土産物屋の展示の奥には、全国から届いた平和のメッセージ付きポストカードを使ったアート作品が掲げられています。こちらも、原仲さんのアートプロジェクトのひとつです。

平和の願いが込められたアート作品を、多くの方々に見ていただけると良いですね。



 
 
 

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